田中晶子 Akiko Tanaka Violin
ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでのデビュー以来、これまでにヨーロッパとアジアの30ヶ国以上でソリストとしての活動を続けている。2015年にはカーネギーホールとプリンストン大学ホールで北米リサイタルデビュー、上海フィルハーモニック管弦楽団との共演で中国デビューを果たした。
各国でのリサイタル活動の他、室内楽は初期ロータス・カルテットの第一ヴァイオリン奏者を務め、マキシム・ヴェンゲーロフ、ヴァディム・レーピン、エレーヌ・グリモー、パスカル・ロジェ、沼尻竜典などトップ・アーティストと共演している。
協奏曲はハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、ハンブルグ交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ポーランド放送交響楽団、バイエルン放送室内管弦楽団、シュツットガルト室内管弦楽団、シュツットガルト・カメラータ・ヨーロッパ、タピオラ・シンフォニエッタ(フィンランド)、カペラ・イストロポリターナ(スロヴァキア)などの他、日本では日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会でデビュー後、札幌交響楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団などに客演し、指揮者はユッカ=ペッカ・サラステ、セルジュ・コミッショーナ、ゲルハルト・ボッセ、アンドレアス・ヴァイサー、グジェゴシュ・ノヴァック、パスカル・ロジェ、ラドスラフ・シュルツ、高関健、沼尻竜典、飯森範親、堤俊作などと共演。
バイエルン放送局などのラジオ出演とレコーディングも数多く、ヨーロッパ各地の音楽祭からの招待も多い。
○第37回全日本学生音楽コンクール中学校の部・大阪大会1位。
○第56回日本音楽コンクール第3位。
○第5回ヴィシー国際ヴァイオリン・コンクール(フランス)1位。
○第6回シベリウス国際ヴァイオリン・コンクー3位(1位なし)。
○第1回ハノーファー・ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール入賞。
○第11回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第3位(1位なし)と併せてポロネーズ賞とシマノフスキー賞受賞。
○第47回ミュンヘン国際音楽コンクール・デュオ部門第3位(ピアノ:エフゲニー・シナイスキー)
ドイツの著名作曲家ヴィルフリート・ヒラー(Wilfried Hiller)から厚い信頼を得ており、2000年9月15日にヒラーが田中のために書いた『美しい乙女の死~Der Tod ist eine schöne Frau』(ショット社より出版)をピアニスト、オリヴァー・トリエンドルとミュンヘンのガスタイク文化センターのカール・オルフ・ホールで初演。2012年9月にはバチカン市国のローマ法王の前でヒラーの代表作であるアウグスティヌスのソロパートを御前演奏。2015年12月7日にはミュンヘンのフィルハーモニーホールで“美しい乙女の死”を元とする新曲“愛の彫刻~Skulpturen der Liebe”を世界初演。(ヤロスラフ・オペラ(Jaroslav Opela)指揮、ミュンヘンフィルなど複数楽団の選抜メンバーによる特別編成オーケストラと2つのコーラスで演奏され、田中のヴァイオリン独奏とスィヴィッラ・ドゥッフェのソプラノ独唱がライナー・マリア・リルケ(Rainer Maria Rilke. オーストリアのドイツ語詩人)の詩によるテキストを歌う大規模な楽曲)
長年、ミュンヘンを拠点に活動していたが2013年から日本を本拠地に移し、同年6月に東京・紀尾井ホールと京都・バロックザールでリサイタルを開催。以後、毎年東京でのリサイタルを開催しており2016年12月には東京文化会館・小ホールで、ミュンヘン国際コンクールのパートナー・ピアニスト、エフゲニー・シナイスキー と6回目を開催。
田中はマキシム・ヴェンゲーロフとの共演も多く、田中のリサイタルへのヴェンゲーロフのゲスト出演(プロコフィエフのデュオ・ソナタ、サラサーテのナヴァラなど)と、ヴェンゲーロフのコンサートへの田中のゲスト出演も『ヴェンゲーロフ with ポーランド室内管弦楽団(フェスティバルホール)』、『マキシム・ヴェンゲーロフ・フェスティバル(サントリーホールでの桐朋学園オーケストラとのモーツアルト/2つのヴァイオリンのためのコンチェルトゥーネ)』など継続して実施されている。
最近の海外での主な活動は2014年 12月26日にトルコ国立イズミル交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲を共演。
2015年6月には北米デビューをピアニスト、エナ・ブロスタイン・バートン女史とアメリカのプリンストン大学ホールとカーネギーホールでリサイタルを開催。7月にはドイツのフュッセン市でリサイタル開催。
12月6日には上海大劇場での上海フィルハーモニー管弦楽団とのブルツッフの協奏曲第1番での中国デビューがライブ中継される。
大阪府高槻市に生まれて4歳から才能教育でヴァイオリンを始めて相愛学園音楽教室で学ぶ。桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学ディプロマコースへ進む。その後、ギルドホール音楽院の奨学生としてロンドンに留学し、後にドイツのマンハイム音楽大学とアムステルダムでも研鑽を積む。
曽我部千恵子、辰巳明子、イフラー・ニーマン、ワンダ・ヴィルコミルスカ、ヘルマン・クレバースの各氏に師事。
桐朋学園大学音楽部講師。
全日本学生音楽コンクール審査員。
使用楽器はCarlo Giuseppe Testore, 1703 Milan
2016年12月現在
ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでのデビュー以来、これまでにヨーロッパとアジアの30ヶ国以上でソリストとしての活動を続けている。2015年にはカーネギーホールとプリンストン大学ホールで北米リサイタルデビュー、上海フィルハーモニック管弦楽団との共演で中国デビューを果たした。
各国でのリサイタル活動の他、室内楽は初期ロータス・カルテットの第一ヴァイオリン奏者を務め、マキシム・ヴェンゲーロフ、ヴァディム・レーピン、エレーヌ・グリモー、パスカル・ロジェ、沼尻竜典などトップ・アーティストと共演している。
協奏曲はハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、ハンブルグ交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ポーランド放送交響楽団、バイエルン放送室内管弦楽団、シュツットガルト室内管弦楽団、シュツットガルト・カメラータ・ヨーロッパ、タピオラ・シンフォニエッタ(フィンランド)、カペラ・イストロポリターナ(スロヴァキア)などの他、日本では日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会でデビュー後、札幌交響楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団などに客演し、指揮者はユッカ=ペッカ・サラステ、セルジュ・コミッショーナ、ゲルハルト・ボッセ、アンドレアス・ヴァイサー、グジェゴシュ・ノヴァック、パスカル・ロジェ、ラドスラフ・シュルツ、高関健、沼尻竜典、飯森範親、堤俊作などと共演。
バイエルン放送局などのラジオ出演とレコーディングも数多く、ヨーロッパ各地の音楽祭からの招待も多い。
○第37回全日本学生音楽コンクール中学校の部・大阪大会1位。
○第56回日本音楽コンクール第3位。
○第5回ヴィシー国際ヴァイオリン・コンクール(フランス)1位。
○第6回シベリウス国際ヴァイオリン・コンクー3位(1位なし)。
○第1回ハノーファー・ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール入賞。
○第11回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第3位(1位なし)と併せてポロネーズ賞とシマノフスキー賞受賞。
○第47回ミュンヘン国際音楽コンクール・デュオ部門第3位(ピアノ:エフゲニー・シナイスキー)
ドイツの著名作曲家ヴィルフリート・ヒラー(Wilfried Hiller)から厚い信頼を得ており、2000年9月15日にヒラーが田中のために書いた『美しい乙女の死~Der Tod ist eine schöne Frau』(ショット社より出版)をピアニスト、オリヴァー・トリエンドルとミュンヘンのガスタイク文化センターのカール・オルフ・ホールで初演。2012年9月にはバチカン市国のローマ法王の前でヒラーの代表作であるアウグスティヌスのソロパートを御前演奏。2015年12月7日にはミュンヘンのフィルハーモニーホールで“美しい乙女の死”を元とする新曲“愛の彫刻~Skulpturen der Liebe”を世界初演。(ヤロスラフ・オペラ(Jaroslav Opela)指揮、ミュンヘンフィルなど複数楽団の選抜メンバーによる特別編成オーケストラと2つのコーラスで演奏され、田中のヴァイオリン独奏とスィヴィッラ・ドゥッフェのソプラノ独唱がライナー・マリア・リルケ(Rainer Maria Rilke. オーストリアのドイツ語詩人)の詩によるテキストを歌う大規模な楽曲)
長年、ミュンヘンを拠点に活動していたが2013年から日本を本拠地に移し、同年6月に東京・紀尾井ホールと京都・バロックザールでリサイタルを開催。以後、毎年東京でのリサイタルを開催しており2016年12月には東京文化会館・小ホールで、ミュンヘン国際コンクールのパートナー・ピアニスト、エフゲニー・シナイスキー と6回目を開催。
田中はマキシム・ヴェンゲーロフとの共演も多く、田中のリサイタルへのヴェンゲーロフのゲスト出演(プロコフィエフのデュオ・ソナタ、サラサーテのナヴァラなど)と、ヴェンゲーロフのコンサートへの田中のゲスト出演も『ヴェンゲーロフ with ポーランド室内管弦楽団(フェスティバルホール)』、『マキシム・ヴェンゲーロフ・フェスティバル(サントリーホールでの桐朋学園オーケストラとのモーツアルト/2つのヴァイオリンのためのコンチェルトゥーネ)』など継続して実施されている。
最近の海外での主な活動は2014年 12月26日にトルコ国立イズミル交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲を共演。
2015年6月には北米デビューをピアニスト、エナ・ブロスタイン・バートン女史とアメリカのプリンストン大学ホールとカーネギーホールでリサイタルを開催。7月にはドイツのフュッセン市でリサイタル開催。
12月6日には上海大劇場での上海フィルハーモニー管弦楽団とのブルツッフの協奏曲第1番での中国デビューがライブ中継される。
大阪府高槻市に生まれて4歳から才能教育でヴァイオリンを始めて相愛学園音楽教室で学ぶ。桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学ディプロマコースへ進む。その後、ギルドホール音楽院の奨学生としてロンドンに留学し、後にドイツのマンハイム音楽大学とアムステルダムでも研鑽を積む。
曽我部千恵子、辰巳明子、イフラー・ニーマン、ワンダ・ヴィルコミルスカ、ヘルマン・クレバースの各氏に師事。
桐朋学園大学音楽部講師。
全日本学生音楽コンクール審査員。
使用楽器はCarlo Giuseppe Testore, 1703 Milan
2016年12月現在